雲のいただきにのぼり、 いと高き者のようになろう』。
楽しみにふけり、安らかにおり、 心のうちに「ただわたしだけで、 わたしのほかにだれもなく、 わたしは寡婦となることはない、 また子を失うことはない」と言う者よ、 今この事を聞け。
それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。
彼は、すべて神と呼ばれたり拝まれたりするものに反抗して立ち上がり、自ら神の宮に座して、自分は神だと宣言する。
たといその高さが天に達し、 その頭が雲におよんでも、
「人の子よ、ツロの君に言え、主なる神はこう言われる、 あなたは心に高ぶって言う、 『わたしは神である、 神々の座にすわって、海の中にいる』と。 しかし、あなたは自分を神のように賢いと思っても、 人であって、神ではない。
それゆえ、主なる神はこう言われる、これは、たけが高くなり、その頂を雲の中におき、その心が高ぶりおごるゆえ、
海の荒野についての託宣。 つむじ風がネゲブを吹き過ぎるように、 荒野から、恐るべき地から、来るものがある。
処女なるバビロンの娘よ、 下って、ちりの中にすわれ。 カルデヤびとの娘よ、 王座のない地にすわれ。 あなたはもはや、やさしく、たおやかな女と となえられることはない。
主はこう言われる、 「見よ、わたしは、滅ぼす者の心を奮い起して、 バビロンを攻め、カルデヤに住む者を攻めさせる。
この王は、その心のままに事をおこない、すべての神を越えて、自分を高くし、自分を大いにし、神々の神たる者にむかって、驚くべき事を語り、憤りのやむ時まで栄えるでしょう。これは定められた事が成就するからです。
彼はその先祖の神々を顧みず、また婦人の好む者も、いかなる神をも顧みないでしょう。彼はすべてにまさって、自分を大いなる者とするからです。